Microsoft SurfaceにUbuntuを入れるには

2021年08月02日

使っていないMicrosoft Surface(Laptop 3)にUbuntu20.04を入れてROSロボット用に使おうと思ったら、少し手こずったので対処法をまとめておきます。 1.キーボードとタッチパッドが使えない・・ USBメモリからインストーラーを起動したものの全く操作できず。 外付けのマウスとキーボードで無理やりインストールを進める。 ちなみに、音量ーキーを押しながら電源をONするとUSBメモリからブートできます。 音量+キーと電源ONだとBIOSに入るようです。

2.WindowsのBitLockerを無効にする BitLockerによるドライブの暗号化のためにUbuntuのインストールが途中で止まります。 あらかじめWindowsにてBitLockerを無効化しておきます。 「スタート」→「設定(歯車マーク)」→「更新とセキュリティ」→「デバイスの暗号化」→「オフにする」 無効化の方法は検索するといろんな情報が出ますが、Windowsのバージョン等により表示される内容が異なるようです。私はこちらの手順で行ないました。 あと、別の話ですけどBIOSにてSecure Bootも無効にしておきます。

3.linux-surfaceを入れる Ubuntuインストール自体は問題なく完了しますが、キーボードとタッチパッドは相変わらず使えません。 linux-surfaceというソフトウェアをインストールすることで、タッチパッドもキーボードも使えるようになります。 こちらも調べるといろんな情報が出ますが、上記ページの「Installation and Setup」の内容に沿って進めました。

ここまでの内容で、SurfaceでもUbuntuが動き、ROSもバッチリ使えます。ただし、Surfaceの種類などによっても違うかもしれません。