Japanese Otaku Cityで自動車を走らせてみる。

2021年11月10日

初めまして。B3の五月女 啓(そうとめ けい)です。

僕はUnityを使ってシミュレータ内でロボットを動かす研究を行うつもりなので、 その第一歩として秋葉原のアセットを導入してみようと思います。

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その際に用いたのがこちらの「Japanese Otaku City」というアセットです。

アセットというのはUnity内の素材の総称のことで、既存のものが有料無料問わずネット上に多く存在しています。

今回のアセットは株式会社ゼンリンが無料で公開しているもので、秋葉原の駅周辺や電気街通りも再現されています。

img ↑Japanese Otaku City

img ↑Googleストリートビューの画像

少し古いアセットなのでやや粗めなところもありますが、再現度が高くて感動しました。

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おまけにメニュー画面から天気や明るさ、モードまで選べるようです。

試しにモードを「Driving」に変更してみると…

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自動で道に沿って車が走り始めたではないですか。すごい!

ここで「よし、自動じゃなくてWASDで好きな方向に動くようにしてみよう」と思い、車のオブジェクトに 自作ののスクリプトをアタッチしてみたところ…

…あれ?車が地面に飲み込まれました。

なぜだ…と思いつつマップのオブジェクトを確認したらCollider(当たり判定)がついていなかったようです。 「Driving」は地面の高さを車が滑っていただけか。

先輩に教えていただいたこちらのサイトを確認しながらマップにMeshColliderを割り当てたところ 無事にスクリプト通り走るようになりました!

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カメラを車の上から追尾するようにしてみたんですけど、なんか昔のGrand Theft Autoみたいだなあなどと。

もう少し車っぽい動きに出来たら良さそうです。あとはゲームのモブっぽい人間を街に歩かせてみたいですね。

それでは。