SI2018で優秀講演賞をいただきました!

2019年05月24日

初めまして。M1の正角です。 私はロボット制御技術を用いた小動物観察装置の開発に取り組んでいます。 これまで動物行動の観察は主に人間が行ってきました。そのため、長時間の観察は実験者の負担となりますし、どうしてもミスも起きてしまいます。そこで私は物体検知やモーター制御を組み合わせ、「長時間・自動・正確」な観察ができる、新しい発想のダンゴムシ自動観察装置の開発を行っています。実際に、1匹のダンゴムシから最長8時間の観察を行うことができました。

結構前になりますが、「ダンゴムシの長時間自動観察に基づく行動分析システムの開発」という題目で去年12月に計測自動制御学会SI部門講演会(SI2018)で発表しました。 発表では同じようにダンゴムシの行動を観察する装置を開発している方ともお話しする機会があり、大変有意義なものになりました。色々写真を載せようと思ったのですが、写真を撮っていませんでした。大阪で写真を撮っていなかったことが悔やまれます...

先日、大きな封筒が届いたので開けてみると... img 賞状が!

これまで手探りで行ってきた研究が客観的に認められたことは、とても嬉しいです。ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。

今後は動物行動学の研究者と共同研究を行いながら、新しい性質発見に取り組んでいきたいと考えているので、どうぞご期待ください。

また、装置の詳細に興味ある方はぜひご連絡ください。よろしくお願いします!